肩こり・頭痛を治そう(7)セルフケア(2) – ウォーキングレッスン(2)
肩こり・頭痛を治そう(6)セルフケア(1) – ウォーキングレッスン(1)の続きです。
正しい歩き方とは
さて、ウォーキングレッスンの内容ですが、これが思っていたよりシンプルなのです。よく考えてみれば、「歩く」というのは日常の動作なのですから、正しく歩くことがそんなに難しいはずはないのですね。難しくなってしまう原因は後述しますが、とにかく「これが正しい歩き方です」というポイントはほんの数点です。
1.正しい姿勢で立つ
2.一本の線をまっすぐに歩く
ほんとにこれだけw ふざけんな、と思った方のために、もうちょっと解説しますが、詳細については、
歩くだけで美しくなるウォークウェイ・メソッド―7日間の歩く魔法
この本を参考にするか、一回でもいいのでこちらのレッスンを受けることをお勧めします。
Walkway(ウォークウェイ)福村あけみのウォーキングレッスン|ウォーキングが人生を変えるきっかけに
正しい姿勢で立つ
- 壁を背に立つ
- かかとを壁につけ、つま先はこぶし一つ分ぐらい開ける
- 左右の両膝をつける
- 腰、肩、頭を壁につける
- お尻の上と壁の間にこぶしが入るのはNG、手のひら一枚まで
猫背、そり腰、あひる歩きの防止です。この姿勢を保って歩く。これが基本です。
正しく歩く
- 足は自分から見てVの字。ハの字はNG。(正しい姿勢と同じ)
- かかとから着地
- 一本の線の上にかかとをつけてまっすぐ歩く
- ひざを曲げて足をあげない
- 腰を左右に振らない(腰はまっすぐ下げる、引く)
要するに
足はVの字、おしりを突き出さない、ひざを曲げて殿様歩きをしない、、、これを守るだけで、歩くのが劇的にラクになりました。外出の度に疲労困憊していたのがウソのようです。
初めてのレッスンの時、「1時間半も座れないなんてだいじょうぶだろうか」とちょっと不安でしたが、立ったまま説明を聞く、歩いてみる、の繰り返しの1時間半があっという間で、しかもほとんど疲れなかったのです。
レッスンに通い、普段歩くときも姿勢や歩き方に気をつけていると、自分の身体の構造もだんだんわかってきます。ゆがんだ姿勢がまっすぐになれば、足の着地→かかとからつま先へ体重移動、だけで前に進むのです。膝を曲げずに脚(骨盤の上部から足先まで全部)を引けば、身体全体がそれに乗って進みます。
ヘンな歩き方はコワイ
身体がゆがんでいると、足裏は全部つかない、体重移動がうまくいかない、足がいろんな方向に出てしまう、それをカバーし、バランスを取るために腕は広がってペンギン状態。肩で半身をひっぱるようにして歩くので、歩くと肩が凝る、という悪循環になってしまうのです。おまけに、偏った筋肉の使い方をするため、きちんと運動していない箇所は贅肉がついたり、筋肉が凝ってこわばったりします。
見た目についても軽視できません。歩いている後ろ姿を見ると、腕が左右に広がったペンギン状態は、横方向の面積を専有し、膝を曲げてふんぞりかえった殿様歩きでは前後の空間も相当占有するので、前後左右に幅をとって歩いているわけですから、とてもスマートには見えません。確実に太ってみえるし、そのうち贅肉がついて、本当に太っていくのです。
ゆがんだ姿勢で歩くと、歩けば歩くほど、身体は疲れ、見た目も中身も太っていく、、、コワイですねーw
半世紀生きてきたワタシでも、短期間で矯正できたのですから、若い人には是非習得してほしい、、、いや、すべての男女にマスターしてほしい、本当にそう思っています。
ただし、これは、練習してもできないことが出てきます。腰と壁の間がどうしても埋まらない、猫背がなおらない、、、レッスンでは、そういうことをどう克服するか、についてもアドバイスを頂きました。それについては次回の記事で。
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