8月 242004
 

 なかば義務的に見続けていた「冬のソナタ」がついに最終回となった。本国では週2回ずつだから10週で終わってしまうが、NHKは週1でやったので、20週。5ヶ月だ。長かったー。
 で、その最終回。不覚にもボロボロに泣いてしまったのである。うーむ、やられた。先週までなんともなかったのに。
 これはやっぱり作者の意図っていうか目的があまりにもはっきりしているせいだ。もうとにかく「泣かせよう」と。
 はっきりしていると言えば、男の役割、というのもあまりに明確だ。女性は守るもの、親は尊重するもの、先輩は立てる者、友達は助け合う者。全20回というと、出会った二人はいくらなんでも前半で一度はうまくいってしまうのだが、その後はこちらを立てればあちらが、という具合になり、二人の葛藤がはじまる。大いなるマンネリズムである。
 日本のドラマはこのパターンを随分前に手放した。しかし。大いなるマンネリズムはウケないだろう、という目論見自体がマンネリ化してしまったのではないか。
 いずれにしても、不甲斐ない亭主とクソ生意気な我が子とともに日々を送らねばならない主婦たちが韓国ドラマに夢中になるのはうなづける気がする。これを読んだ男性諸君は、けっ、なんだよ、やっぱり、とか思うかもしれないけど、おっかない韓国女性(冬ソナはそうでもないが、他の韓国ドラマは強面のキャリアウーマンタイプが主人公になることも多い)をよろよろっとさせる男性像、日本の若者もちょっとは研究してみてもよかんべ、と思う今日このごろであった。

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