桜子ちゃんの「ジャズヴォーカルの壁」からのトラバです。
ジャズヴォーカル、というといろんなイメージがあると思います。かっこいい、しぶい、むずかしそう、あるいは、つまらん、一緒にやりたくない、などなど。いや、誤解が多いところもあるけど、おもしろいんですよ。音楽的にも、歴史的にも、奥が深い。そして何よりも「楽しい」のであります。自分の力量ではなかなか「楽しさ」が伝えられないのが悔しいのですが、せめて「やってみたいなあ」という方には、「うん、やろう、やろう!」と手をつないで行きたいものです。なので、自分の歌の実力はさておき、これまで習ってきたこととか、本やサイトで得た知識の入り口を紹介することで、ちょっとでも楽しさを伝えて行こうかと。そんなわけでこれからいろいろ書きますが、実際にワタシの歌を聴いたら「なんだ、コノヤロー」と思うかもしれないけど、そこは気持ちに体がついて行かないヤツなんだなあ、ということで許してね。
まずは、桜子ちゃんの「問題点1 譜面がないときはー?」からいってみましょう。 コメントにも書いたのですが、まずは「スタンダード・ジャズのすべて」全音楽譜出版社の1(赤)と2(青)を買ってしまう。でもね、これはそのままでは使えないんです。ここに載っているのは原曲のオリジナル・キーなんですが、そのほとんどは自分が歌う音域に合わないのですね。なのでこれを自分が歌える音の高さに合わせて書き直す必要があるのですよ。ひとつは自分が練習するため。もうひとつは、セッションに参加するときに、書き直したものを演奏陣に渡すため。「All of Me, Fでお願いしまーす」って言われていきなり弾ける人は、歌もののセッションにかなり慣れている人でない限りあまりいないのではないかと思われますので。
このように音の高さを変えてしまうことを「移調」と言いますが、このやり方については、こちらさんのVol.7に詳しく書いてあります。ちょっと補足すると、例えばフラットが3つ付いている譜面があって、一番上の音が上のレだったとします。あー、高いなあ、シだったら出るのにー、と思ったら、まず原曲のキーを確認。フラット3つだとキーはEbですね。上のレからシに下げたい、これは短3度(2度半)下げるのですから、Eb→Dで半度、D→Cで2度、ということで、Cに下げればいいわけですね。どこからどこまで下げれば(上げれば)いいか決まったら、先ほどのVol.7の出番です。
これでもわからん、という方。思い切ってSing you Story by Jay Clayton ATN, inc
を買ってしまいましょう。だいじょぶ、日本語です。移調のやり方について順を追って非常に丁寧に説明してあるばかりか、ジャズヴォーカルをはじめる際の基本的なこと(練習のやり方からセッション参加のことまで)が詳しくかかれています。
で、おたまじゃくしを移調したら、コードも移調することも忘れないでくださいね。むしろこっちが先なのですが、、有名な曲だったら、コードだけ移調して演奏陣に渡すだけでもオッケーです。
そして、最後にイントロとエンディングですが、イントロは曲の最後の4小節、または8小節をやるよ、エンディングは、最後の4小節または8小節を繰り返すよ、とか、繰り返しなしでそのままおわっちゃいます、と口で伝えるのでオッケーだと思います。すんごく個性的なエンディングをやるのであれば譜面に書く必要があるのですが、それは慣れてからの方がいいですね。知り合い同士の内輪のセッションだったら、「どうしたらいいかな?」と相談してからやるのもいいかもしれません。ちなみにMistyだったら最後の4小節をエンディングにして、最後は繰り返しなしでリットかな。
さて、後は現場で譜面を配って、カウント(これもヴォーカルが出すのですよ。練習しましょう。)を出すのみ。 まずはやってみましょう!
蛇足かもしれませんが、作った譜面、作曲者のみならず、出版社とか、いろんな人の著作権がありますので、「できたぞー!」なんてWebサイトに貼ってしまわないようにしましょうね。一部、コメントのための「引用」は可ですが、まるごとの「転載」はいかんのだそうです。ミュージシャンの生活がかかっていますのでね、ガマン、ガマン。
ここまでは「正統派」の移調方法ですが、次回はこれをパソコンを使ってちゃっちゃとやる方法をアップします。ではでは~(^_^)ノ

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  2 Responses to “ジャズヴォーカル事始め 譜面作成正統派編”

  1. トラバどうもでっす!
    「こちらさん」は私も見たことありました(笑)
    実際イントロと終わり方はどうしていいんだろう??と不思議だったけど
    やっぱり「~でお願いします」的に
    最初に言うモンなんですね。
    ・・・え~、できないできない。
    それ・・・あわわわ・・・。
    緊張、します!
    慣れるものですか???
    仕切るの苦手タイプ(泣)
    移調もやっぱ自分で準備するんだ…
    一朝一夕にはできないもの、ですね。
    精進しまっす!

  2.  コメント、どうもです(^_^) 
     書くの忘れましたが、一番早いのは、「先生に習いに行く」でしょうね、やっぱり(笑) ここに書いたもの全部買ったら数ヶ月分のレッスン代、出ちゃいますしね。
     レッスンに行けば、だいたい女性キーに合う譜面をもらえますし、エンディングについても教えてもらえます。伴奏を録音させてもらえる場合もあるし、、、直接先生に教えてもらうよりいい方法は、たぶん、「無い」でしょう。

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