Picasa vs Flickr
写真投稿サイト研究(?)も大詰めに入ってまいりました。
PicasaとFlickr、どちらもとても便利なサイトだし、最近は様々なWebサービス上で両方とも連動してたりするので、どちらを使うかはとても迷うところであります。両者に共通な点は、
・iPhoneや携帯で撮った写真をそれぞれのサイトにメール送信すると、アップロードすることができる。eye-fiを使えば、デジカメから直接アップ可能。iPhoneからは、shozuや貼る蔵のようなマルチ投稿アプリを使えば、twitter, facebook,flickr,picasaなどに同時に発送することができる(この辺の詳細は後日書くことにします)。
・保存された写真はアルバム形式で表示され、自分専用の写真サイトとなり、URLが設定される。アルバムはスライドショーとして表示することもできる。
・自動的に数種類のサイズにリサイズしてくれる。
・別の写真編集webアプリケーション(picnicなど)を使用すれば、オンライン上で簡単に写真の編集ができる
・ブログに簡単に貼り付けられる。
・ある程度までは無料、一定の制限を超えると有料になる。
・友人と共有できる。また、公開・非公開、二次使用の許可・不許可を設定することができる。
・パソコンから複数の写真を一括してアップすることができるアップローダーが用意されている。
さて、両者の相違点ですが、一番気になるお値段から。
Picasaの場合
・1GBまで無料
・10GBまで年間20ドル、40GBまで年間75ドル、150GBまで年間250ドル、400GBまで年間500ドル
Flickrの場合
・一ヶ月100MBまで無料。ビデオは2つまでアップロード可。アルバムのset(カテゴリ分けの作成は三つまで。
・有料アカウントは年間24.95ドル。これで、容量は無制限になる。ただし、写真1枚の容量は20MBまで。setの数、ビデオ(90秒,500MBまで)の数も無制限。広告が非表示になる。
うーん、どちらがお得なんでしょうか、、(笑) iPhoneの写真はナマのまま上げると一枚1MB弱。毎日2,3枚ずつ写真を撮ってブログを書く人は、Picasaだと1年余りで一杯に。ワタシの場合、4月の頭からPicasaにアップし始めたのですが、50日しか立っていないのに既に0.06 GB (6.52%)使用中になってます。いらないのは消せばいいんですが、ブログ貼り付けに使うとなると、どれを貼り付けたのかすぐわかるようにきちんと分類しておかないと、うっかり消してリンク切れを起こすことに。きちょうめんな人は無料で頑張ることもできるでしょうが、ワタシのようなずぼらな人間は早々と有料コースにした方が安全ですねw
さらに、Second lifeのスクリーンショットまでバンバン上げるとなると、やはり段階的料金制度は気になってしまうので、ワタシは「無制限」につられてFlickrの有料アカウントを取りました。月額2ドル。mixiのプレミアムが月額300円、ほとんどその機能を活用していなかったので、こっちを解約することにしました。月の支払額で考えれば安くなったぞ、と自分を納得させるためです(笑)
では、その他の点について比較。
【Picasa】
○長所
・日本語表示である
・無料でもカテゴリ分け(複数のアルバムを作成する)ことができる
・picasa uploaderをインストールしておけば、一括ダウンロードもできる
・人物検索ができるので、他人が写っている写真だけ選びだして非公開にする、なんてこともできる。
○短所
・リサイズの種類が、サムネイル144、小288、中400、大800の4種類で、flickrより少ない、実際にリサイズされたものを事前に見ることができない(リサイズされたもののリンク先のURLをコピーできるという機能がついているだけ)
・picasaのサイトから写真編集サイト(picnic)を直接立ち上げられない。一端写真編集サイトに行ってから、picasaへのリンクを選ぶというスタイルになるので、一手間かかる。