Twitter 事始め – きっかけはオバマ大統領

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0904 Twitter Logo2年ぐらい前にSecond Life で立ち話をした外人さんに「ボクのtwitterはここだよ、よかったら見てね」と言われたのがtwitter とのはじめての出会い。早速見てみたけど、、、うーん、これはちょっと(^_^; 書いてあるのは「腹減ったー」とか、「風邪ひいた」みたいな、まさに「つぶやき」ばかり。例えば、今のワタシのtwitterのページ、これを誰かが見ても「ふーん、で?」ってな反応になるでしょう。でもね、まあ、ワタシのページがどうかっていうのは別にして、このtwitterが実はかなり追究しがいのあるコンテンツだということが最近になってわかってきたのです。

ワタシが改めてtwitterに注目したのは、去年のアメリカ大統領選挙の時でした。たまたま見たMySpaceのトップページにオバマ大統領候補(当時)のページへのリンクがあり、行ってみると、blogの記事は刻々とオバマさんの動静を伝え、コメントはあふれんばかり。

「今日は○○州で集会だ、近くに住んでる人は集まろう」
「オバマ氏がボランティアに行ってる、オレも自分ができることをやるよ」

そんなことから、選挙の時は投票のやり方の説明が流れたり、当日は「もう行ったか?」「行ってきた!」という無数の書き込みが。中には「オレはフランス人だから投票したくてもできないんだ。おまえら、頑張ってくれ」と海外からの書き込みも。さながら某巨大掲示板の「実況」「オフ」「祭り」状態を作りだしていたのです。

「ごはんを食べて、講演会の会場に出発だ!」という本人の(ひょっとしたら代筆人の)書き込みも随時流れているわけで、常に彼の動向を把握することによって否応無しに親近感は沸くし、「今日はどんな予定なんだろう?」と興味も沸くし。これを見るのが習慣になっていく。コメントをつけている無数の人たちとの仲間意識もできて、「みんなで盛り上げよう」という雰囲気の中、サイドバーについているpaypal donation(少額でも寄付の送金が簡単にできる)のアイコンをクリックしちゃったりもするわけです。ページに貼られているYouTubeの動画もよくできていて、本人の顔はほとんど出ず、本人の視点からカメラを向け、ボランティアの人たちをひたすら写し、ナレーションのみを行う、というものもありました。これは本人の顔をアップでひたすら流すよりはるかに印象に残り、好感が持てるものだったと思います。

サイトを見るだけの人、書き込む人、寄付をする人、集会に参加する人、選挙とは直接関係ないボランティア活動をする人、、、それぞれが各自のスタンスで新しい国作りへの参加意識を持てる、そんな人々の潜在力を引き出すことによって、共に「Change」しようという大きな流れを作った、それに一役買ったのがネットのシステムだったのでした。

「なるほど、MySpaceをこういう風に使ったのか、、、」と大いに関心したわけですが、よく見るとサイドバーに

Obama Everywhere

という枠があり、facebook, twitter, YouTube, iTunesなどのアイコンがずらり。MySpaceだけじゃなかったのね、これ全部かあ。twitterって、あのtwitter?これもなのか、、、もう一度見直してみようか?ついでにfacebookとやらも。

今はもうここが無くなってしまっているので、スクリーンショットを撮っていなかったのが悔やまれますが、大統領になった今でもWhite Houseのホームページには

Stay Connected

という枠ができていて、上記に加え、flickrvimeoのアイコンまでついています。

これは侮れないぞ、公に何かを発信する人は、これらは「はずせない」ものになっているのでは?

折しもSecond Lifeのお友達がばたばたとfacebookに入ってきたこともあり、ワタシも遅まきながらfacebookとtwitterを始めてみることにしました。

続く。

Lucy

Second Lifeに棲息しつつ、いろいろと音楽を勉強中です。詳しいプロフィールはこちら http://lucytakakura.com/about-lucy

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