flickr – ホワイトハウスのカメラマンたち
前回の記事でちょっと触れたWhite Houseのtwitter、なんとなくフォローボタンを押してしまったわけですが、それ以来、White House Blogの更新があるたびにお知らせが入ってくるようになりました。
ブログを眺めていて思うのが、どれも写真がとてもきれいでインパクトがあること。カッコイイもの、芸術的なものも多く、さすがだなあ、と感心させられてしまいます。
で、これらの写真は先週5月19日にflickrのThe Official White House Photostream’s photostreamに定期的にまとめてアップロードされることになった、と発表があり、既に300枚近くが見られるようになっています。売ったり、編集したりしなければ、報道写真や個人的な利用なら使ってもよいし、プリントしてもかまわない、とのこと。ということで、すばらしい写真の数々、是非リンク元でもフルサイズでご覧になってください。こちらは、就任から100日、というテーマで、就任式の日から最近までのイベントがドキュメンタリータッチでとらえられています。
この写真のほとんどが、Pete Souza氏が撮影したもの。彼はホワイトハウスの公式カメラマンで、オバマ大統領就任前の1月に報道官から指名を受けました。 レーガン大統領時代もホワイトハウスの公式カメラマンを努めていたベテランです。
Pete Souza氏の写真、いろいろ眺めてみて、傑作が集まってるなー、と思ったのがこれ。flickrではないのでここに直接貼れないのが残念ですが、このスライドショーの2枚目のMarine One、これはむちゃくちゃかっこいー。
flickrでは、こちらでサムネイルをクリックすると一枚一枚の写真が見られますが、そのひとつひとつに一般市民がつけているコメントもまたおもしろい。
後ろ姿はミシェル夫人ですが、コメント欄を見ると男性陣が写真の構図を絶賛しているのに対し、女性は「ジャケットの裾のアレンジがいいわね」とか「マニキュアのオパール色が肌の色に完璧にマッチしてるわ」とか、細かいチェックを入れいるのが笑えます。
Pete Souza氏はWhite House Photo Officeのexecutiveとして、他のカメラマンたちをホワイトハウスの公式カメラマンとして指名したのですが、彼らもまた個性的なんですよね。
これを撮ったのはChuck Kennedy氏。McClatchy-Tribuneでカメラマンをやっていたのですが、この一枚の写真が世界中で絶賛され、それをきっかけに公式カメラマンに抜擢されたそうです。
これは英国ブラウン首相との共同記者会見のシーンですが、この独特の構図、好きだなー。こちらも縦長。
そしてもう一人、Lawrence Jackson氏のショット。
こちらのブログの最初と最後の写真もなかなかです。彼はAP通信のカメラマン。
そして、主にミシェル夫人担当のSamantha Appleton女史の作品はこちら。
ちなみにPete Souza氏の写真はこちらに、彼に指名されたカメラマンたちの写真はこちらにあります。
ワタシは幼少期の刷り込みのせいか、アメリカという国はあくまでカッコ良くあってほしいと思っているのですが(笑) 欺瞞と言われようとも、アメリカがかっこ悪い時というのはロクなことがないわけですから、カッコ悪いよりはカッコいい方がずっといい。