Plastic Soul Band、セカンドライフ連動ライブ報告
以下、セカンドライフ関係ブログのポータルサイトSLmameに書いた記事の一部を引用します。(なお、SLはSecond Life、RLはそれに対する現実の世界のことです。)
当初は、2007年12月に行われたRL & SLジョイントライブとほぼ同じスタイルでのライブが行われる予定でした。ところが当日現場にて急遽リアルライブの方のライブストリーミングが行われることになり、送られてきたURLを開くとこんな画像が。
前回は、リアルのライブ会場にご来場の方だけがSLとRLの模様を同時に見られたのですが、今回はそれに加えてSLのライブを見に来た方も、リアルのライブ会場の模様を同時に見られるようになったというわけです。おまけに、そのリアルの動画に映っているスクリーンにはさらにSLのライブ会場が映っているのが見えていたりして、あー、もう複雑で上手に説明できなくてすみません。とにかく、本当の意味で「同時中継」を行うことができたわけです。
さっきのリアルの会場のライブ映像を重ね合わせて
こんな感じで見ていた方が多かったのではないでしょうか。
SLでのチャットによる呼びかけは、リアルの会場の客席でも読めるぐらいの大きさで表示されており、リアル会場にかけつけたSLユーザーは、画面に向かって話しかける場面もw また、休憩時間にカメラがお客さんを映し始めたときも、SL会場では「○○さんを映せ〜!」なんていうチャットの嵐となり、SLとリアルの会場との間でのなごやかな(?)コミニュケーションも見られました。
後半、サックスHamberが演奏しながら客席に降りていったときには、SL会場にいた人たちも
こんな場面を見ることができ、
「おおお、サックスがせまってきた!」
「やっぱり臨場感あるなあ!」
との声が上がっていました(^_^)
だったら、動画のライブ配信だけでいいじゃん、という声も出てきそうですが(^_^;
セカンドライフの音声は、ねとらじなどで行われているインターネットラジオと同じようなものを流すことが可能で、今回のライブの音声もビットレートは128kbps以上の高音質。ライブ会場での集音なのでCD音質というわけにはいきませんが、ラジオの公開生放送並の音質で流すことは可能です。動画のライブ配信サービスの利用のみの場合より、より良い音でライブの音声を流せるし、アバターで集まることにより、会場の一体感も生まれます。
つまり、セカンドライフの会場では、動画のライブストリーミングを見ながらリアルの会場のステージの臨場感を味わいつつ、より良い音質で生演奏を楽しみ、なおかつ一緒に見ている他のお客さんとの会話を楽しめる、というわけです。
なお、これらの配信は、メンバーとその仲間の手持ちの機材のみで作り上げたものです。ライブ会場のプロジェクターとスクリーンはお借りしていますが(^_^; あとはパソコン、e-mobileとiPhoneだけ。高額な費用を払わなくても、仲間内だけでここまでできる、ということで独立系のミュージシャンの方にも何かの参考になれば幸いです。
最後にリアルのライブ会場の映像をどうぞ!w
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