マイケルを偲んで2時間も語ったのに
元MTVのVideo Jockey、Adam Curry。Podcastというシステムを考案し、インディーズバンドが著作権を乱用されずに自作曲オンエアーしてもらうシステムーPodsafe Music Networkを設立(現在はMusic Alley from Mevioと名前が変わりました)、その後Mevio.comを設立して、ネットTVポータルの運営に発展させた、という敏腕プロデューサーでもあります。
Adam Curryは、マイケル・ジャクソンを映像の世界に引っ張り出した人、といっても過言でない重要な人物ですが、そのAdamがNo Agendaというインターネットラジオ(ポッドキャストとしても配信されてます)で語ったことをご紹介。
No Agenda 09/06/29 より
ABC Newsからマイケル・ジャクソンについてインタビューしたいって頼まれたんだよ。ここのところ偽善者のインタビューばかりだったんでね、そう、偽善者だよ!4年前(児童性的虐待の疑いで起訴された時のこと)にみんなマイケルのことを何て言ってたんだ?10年も経たないうちに今度は「惜しい人を亡くした」と? まあ、そんなことについても話しをしたかったので、インタビューを引き受けたんだ。
制作は全部こっちでやった。街を一望にできるガラス張りのホテルの部屋を取ってね。2時間もかけたんだぞ、2時間。ちゃんと撮影のために着替えて、テレビ映りがいいように頑張ったし。部屋の確保とか、撮影準備の費用はこっち持ち。あっちは撮影クルーが照明持ってきただけで、全然金を使ってないんだ。
で、放送されたのを見たら、、、12秒だよ、12秒! 最初の4秒はクリップが重なってるから、オレの声だけだと8秒。大事なところは、彼がきっかけで黒人がMTVに登場できるようになったってことだったのに、そこも無い。そこが一番大事だったのに、、、、2時間もかけたんだぞ! 本当に時間の無駄だった、、
ま、だからこそ、自分で自前のテレビ放送ーmevio.comを立ち上げたんだけどね。やっぱりそれが正解だったことがよくわかったよ。本当のニュースを作っているのは、こっちだね。
はい、その映像はこちらに。Adam Curryがやっているmevio.comで配信されているものです。Adamによると「Nik Macが長さを4倍以上に引き延ばしてくれたんだけどね(笑)」というこのビデオ、ちゃんとAdamが言っていた「大事なところ」も忘れずに解説しています。
(画面の下の方をクリックするとコントロールバーが出ます)
こちらのmevio.com、ワタシはpodcast配信で大変お世話になっているサイトだし、Plastic Soul Bandが海外に進出?するきっかけを与えてくれたのもここ。かなりスポンサーがついているようですが、それでも無料で全部使わせてもらっているのは申し訳ない気がして、このサイトのドメイン取得にはmevioに貼ってあるアフィリエイトを利用しました。すんごい微力だけど、どうかGo Dady.comがスポンサーを降りないよう、祈るばかりです。
あー、それにしても、その2時間の内容、気になる(^_^;