通学の荷物はこれだけになる – iPad妄想
前回のこの記事を書いてからしばらくiPadとiBookについて妄想していたのですがw 繰り返しになるけれど、やっぱり大学時代に持ち運んでいた教科書、ノート(しかもバインダーだったりした)、ポケット辞書、ペンケース、ウォークマンw、雑誌、マンガ、これが一つになっちゃう、というだけでiPadは大変画期的なものになるのではないでしょうか。この四半世紀前のアイテムが現在どれだけ軽くなったかというと、辞書とウォークマンがiPhoneにまとまったくらい。暇つぶしの雑誌やマンガはiPhoneや携帯のゲームアプリに変わったとしても、一番重い教科書とノートの部分は変わっていないわけです。バインダーノートをネットブックに替えたところで重さ・大きさとしてはいい勝負ですね。やはり教科書、というのが一番でかい。基本書だとハードカバーで厚さ2,3センチあるし、洋書だとそれが一回り大きかったりします。
で、この教科書とノートがiPadひとつにまとまってしまったら、学生さんはiPadと携帯と定期とサイフだけ持って通学すればいいわけで、学生のファッションも変わるでしょうねえ。なんともうらやましい。
そんな妄想をしていたら、Newsweek日本版の池田信夫氏のコラム「エコノMIX異論正論」にこんな記事が。
うううん、そうかあ。iBookは日本では望み薄なのかなあ。
でも、各大学が持っている出版会はどうなのかなあ?ちょっと考えただけでも、東京大学出版会、早稲田大学出版部、慶應義塾大学出版会、中央大学出版部等々随分ありますよねえ。
素人なんで、想像だけですけど、大学の出版会で出している書籍の売り上げってやっぱり学内の本屋さんでの売り上げが一番大きいのでは? ならば取り次ぎさんの影響度って他の出版社より低いのでは、、、もしそうだとしたら、各大学の出版会が持っている貴重な学術書で絶版になっちゃったものとか、予算の都合で出版できないでいる若手の先生の本とか出せるようになるかも、というメリットを考えるとiBookを検討していただいてもいいのでは、などと妄想しています。
それに、よく考えたら、iBookじゃなくて、Kindleでもいいんですよね。iPhoneのKindleアプリ、iPadでも使えるのでしょうから。
さらに、こんな記事を思い返すと、iPadの大学キャンパスへの導入、ちょっとは期待できるかもしれませんよね。
青山学院大学が550台のiPhoneを導入,出席確認アプリで“代返”防止も – ニュース:ITpro
大学での利用だけでは、、、という見方もあると思いますが、前の記事の繰り返しになりますけど、中国やインドという大きな市場においては大学だけでも相当な数になると思いますし、その学生たちが社会人になったとき、iPadを持ち歩く習慣を社会に持ち込んでくれれば、、、と、ちょっと期待しています。
何を期待しているかって? それはですね、会社の会議の時にPDFの資料をプリントアウトしていっぱいコピーを取って参加者にお手持ち資料としてお配りする、っていうの、早く無くなってほしい、ってことなんですw (ひょっとしてうちの職場だけだったらスミマセン) 幹部、役員のお歴々もiPad持って会議に出席、っていうのが最終的に期待しているところなんですが、、、それならマルチタスクじゃなくていいでしょ。いや、マルチタスクじゃない方がいいですね。うーん、そんなことはやっぱり末端事務員の妄想なのかなーw