iPhoneで英語学習 – リーディング Kindle編

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外国語学習というのは終わりのないもので、検定試験をある程度クリアしてもまだまだ運用能力向上のためのトレーニングはしなくちゃいけないし、留学や赴任から帰ってきても、使わなければどんどんさび付いてしまいます。教科書や問題集による学習を終えた段階の勉強ってなかなかむずかしいですよね。

でも、iPhoneの登場で、生の英語に触れるということが本当にラクになったものです。時間的にも金銭的にも。そこで、自分の備忘録作りも兼ねてここでいろいろなやり方を書いてみることにしました。

まずは、リーディング。多読法をやってみたくても、入手には時間もお金もかかる、、、第一、読むヒマはどこに作ればいいのか? なんて思っているところにKindle for iPhoneの登場は助かりました。

無料でアプリをダウンロード、こんな画面ではじまります。

Kindle

はじめの登録などについては、こちらをご参考に。
Kindle for iPhoneファーストインプレッション « blog.eラーニング.co.jp

こちらは、ワタシのKindleのhome画面。

Kindle Bookshelf

既にいろいろはいっちゃってますので参考にならないかもしれませんが、ま、とにかく、ここの右上のGet Booksをタップするとサファリが立ち上がり、Amazon.comに飛んで本を探しに行くことができます。
いきなり難しい本を読む方は自力でいろいろと探せると思いますが、まずは優しい本から、という場合はChildren’s Chapter Booksというジャンルを選ぶといいですね。そこを開くとさらに3歳児までw、のような年齢別の区分けもありますし、歴史、文学などのジャンルによる区分けもあります。ワタシは自分が少しでも関心のあるMusicを選んでみました。Send sample nowを選べば無料で立ち読み版が送られてきます。

で、Kindleの何が便利って、ハイライトとノートの機能ですね。iPhone上でわからない単語をちょっと押すと単語ごと選択され、図のようなメニューが出てきます。例えばaffectionを押すと、こんな風に。

Kindle Highlight

これは選択範囲を自由に決められるので、単語のみではなく、文節や一文丸ごとを選択することもできます。意味がわかっていても、あーこんな風に使うのか、なんて思ったものを例文としてチェックするのもいいですね。

メニューではNoteかHighlightのどちらかを選ぶようになっていますが、まず、Highlightを選択。すると、その単語がMy Notes & Marksに記録されます。

本のページを軽くタップすると、この図のように下の法に黒い帯のメニューが出るのですが、

Kindle Highlight

そのメニューにある本のマークをタップすると、My Notes & Marksが現れます。既にハイライトしておいたprofound という単語がここに記憶されているのがわかります。

Kindle bookmark

元に戻るには、cancelをタップ。
で、もう一度、さっきハイライトした単語affectionをタップすると、Noteか、Highlightか、Delete Highlightを選ぶメニューが出てきます。今度はNoteを選択。

Kindle Highlight

すると、入力画面が出てきますので、その単語の意味や解説などを入力。

Kindle note

このとき、ほんとはiphone上で辞書が引けるといいのですが、それはできないので(T.T) 手持ちの電子辞書なり、パソコンで調べなくちゃならないんですよね、、、iPadが出たら、iPadでkindleを開いて、iPhoneで辞書引くのかなあ(^_^; ちなみに、Kindle本体使用の場合は、カーソルを置いただけで英々辞書が引けるそうなんですが、、、

ま、そこは気にせず、、iphone上では片っ端からhighlightしておいて、後からデスクでゆっくりと調べる、ということになるとは思いますが、とにかく、意味をnoteに書きますw
すると、My Notes & Marksは、それだけで、単語帳になっていくんですね。Highlightとnoteの順番をいつも同じにしておけば、英語、和訳、英語、和訳、と並んでいくわけです。

Kindle bookmark

そして、肝心の本のページ上では、noteがあるよ、という印である青い部分をちょんとつつけばこんな風に和訳がぽこっと出てくるように。

Kindle note

これなら一回読んだ本でも、もう一度開いてぺらぺらめくりながら眺める、あ、この単語はこういう意味だったっけ、こんな風に使われてたっけ、と復習するのもあまり苦にならないですね。かつて本を読みながら単語を書き留めたことはありましたが、2度と再びそれを見返すことはなかったっけ、、なんて記憶のある方でもだいじょぶだと思われます。

そして、Kindle for PC。これはMac版はComing soonだし、Windows版もnoteは見られるけど、追加できない、という発展途上ではありますが、Kindle用に購入したものはiPhoneでもPCでも閲覧可能、というところがウレシイ。iPhoneで設定したnoteやbookmarkも同期されるので、うちへ帰って続きを読もう、という気にもなりますね。本当は、これでnoteが追加できれば、電車の中ではiPhoneで閲覧、ハイライトだけどんどんやっておいて、うちに帰ってからPCで開いて注釈をつけていく、ということも可能になるのですが、、、今後に期待というところです。画面はこんな感じ。

KindlePC

なお、注意が必要なのは、Kindle本体を持っていない人が読めるのは本のみ、ということです。雑誌、新聞は購入できません。なので、雑誌や新聞のnote機能についてはどうなのか、、、確認できず、残念です。

とはいえ、これだけでもワタシにとってはとてもありがたい、魔法のアプリ。これからPenguin graded readersなどがKindleで入手可能になることを期待しつつ、いろいろな本に挑戦していきたいと思っています。

Lucy

Second Lifeに棲息しつつ、いろいろと音楽を勉強中です。詳しいプロフィールはこちら http://lucytakakura.com/about-lucy

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