Facebookページのタイムライン表示化にも慌てない?!
そろそろ「いまどきのバンド活動シリーズ」の販売、広報編を書こうかな、と思っていたら、Root Music からメールが来て、Facebookの「ページ」がタイムライン表示になるから、バンドのみなさんは準備するように、なんてお知らせが書いてあって、、、
そういえば、こんな記事もあったりして、、、
「Facebookの突然の一撃で、ソーシャルメディアプランナーは全滅か!!」
世の中Facebookの「ページ」のタイムライン化でちょっとした騒ぎとなっているようです。なので、本当は広報編で書こうかなと思っていたことの一部をこの番外編でご紹介しようと思います。
まず、何か発信している人は、その業界の英語圏のサイトはやっぱりチェックしといた方がいいと思うんですよね。例えばバンドならば、まあ、流行ものだから、いっちょFacebookでページでも作るか、とトライしてみても、音源はどうやってはるんじゃー、とか、もちょっとバンドのサイトとして便利なものにならないと使えないじゃないか、となるわけですよね。でも英語圏のサイトだと、Root MusicとかReverb Nationなどのバンドサポートサイトで、ちゃんとFacebookをバンド用にカスタマイズできるアプリを用意しているのであります。しかも完全無料。「いいね!」を押さないと音聴けない、みたいな設定もできるようになっているし、楽曲販売もできるようになっています。もちろん、iTunes Storeへのリンクを貼ってもオッケー。
べつに海外進出するわけじゃないしー、という方でも、こういう英語圏のサイトはかなりメリットがあるわけです。
で、本日、さらに驚かされたのは、さきほどのブログにあるようにFacebookからは3月1日に「ページは全部タイムライン表示になりますよー」とのお知らせがあったばかりなのに、翌日である本日3月2日(ひょっとして米国時間ではまだ当日の1日だったかもしれない)にすかさず、「みんな、変更はこれこれだから、よーく準備するように」とていねいなメールを登録者に送信したんですよね、Root Musicは。しかも、その準備のノウハウ情報でお金を取ろうなんてことは全く考えておらず、太っ腹なことに、こちらにどどーんと公開しちゃってます。
(動画じゃなくてスライドショーなので、再生ボタンクリックしてページめくってください)
これ、英語ですが、画像見てるだけでもかなりのことが把握できますね。
Plastic Soul Band(以下プラソル)のFacebookページで具体的に説明してみましょう。
まず「ページ」をタイムライン表示に以降する前に、最近の近況をちゃんとアップデートしておかないといけません。このプラソルページみたいに最初の方がスカスカになっちゃうんです。はい、これ、悪い例です。ま、解散しちゃったバンドなんでしょうがないんですけど。それから、過去の記録も、アルバムリリースとか、大きなライブイベント出演やコンテストの受賞歴なんかはあらかじめリストアップしておいて、ページに以降したらすぐに「大事なできごと」を追加しないと、バンド設立以降最近までがスカスカになっちゃうんです。そのことについてもこのスライドショーでちゃんと説明しているんですね。
で、肝心の「バンド」アプリが最初に表示される、という機能はタイムライン表示に移行すると使えなくなってしまうのですが、慌てることはない、ちゃんと「Band」タブを表示させることができるので、ファンにはこれをクリックしてもらいましょう、ちなみにこれを目立つところに表示するにはこうやってください、との説明もされています。これで楽曲販売ページも無事継続できるわけですね。あー、よかったw
なお、プラソルはReverb Nationを使っていますが、Root Musicを使っている例としてはRihannaの立派な例がこちらにありますので、参考にしてください。あ、もちろん、Root Musicはメジャーアーティストだけじゃなくて、インディーズも登録オッケーです。なんせワタシのところにもメールが来るくらいですからね。
というわけで、自分たちでコンテンツをなんとかしようとする場合、やはり英語圏のものもチェックしておくとかなりメリットがありますよ、というお話でした。
次回は、今度こそ、楽曲販売について、英語圏のサイト活用を中心に書いてみたいと思います。