はあーわい~

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 って、CKBじゃなくって、行ってきました、ザ・シャイニーストッキングスのライブ。きれいなハーモニーとスィング感がたまらん、ということで、7年前はほぼおっかけ状態でございました。その後ロックのセッションなんぞに参加するようになってとんとご無沙汰してしまったのですが、右から2番目のまるさとちゃんが義理堅くライブ告知のメールを下さることもあり、決して忘れることはなく、やっとこさおととい目黒ブルースアレイジャパンまで足を運ぶことができたのでした。
 この日は夏の冷やし中華メニューということで、ハワイアンが登場。ワタシは罰あたりなことに、ハワイアン=古くさいという偏見を持ってまして、全くの食わず嫌いだったんですが、いやー、いいもんですねえ。まるさとちゃんのフラダンスもなんだかほんわかした気分にさせられました。
 これを機会にシャイニー関連でひとしきりググってみました。で、随所に出てきたのが、「クセのないヴォーカル」というコメント。これがね、ツボなんです。これがいかにむずかしいことか。ジャズヴォーカルをはじめるとまず直されるのが様々な歌いグセなんですが、発声の瞬間からむりやりビブラートをつけるのはダメ。あいまいな音からしゃくり上げるコブシもダメ。ドならド、ミならミの音程をパーンと出す。下からみぃ~なんて出しちゃダメわけです。聞きづらいし、リズムも乱れるし。ちゃんとしたスィング感やドライブ感が出ないんですね。そこのあなた、実際にやってみてください。ビブラート全開もコブシも無しで「うまっぽく」歌えますか?童謡みたくなりませんか?はい、そうです。ワタシも何年やっても全然だめです。
 そして、シャイニーのもうひとつの魅力。メンバーは写真の通り4人ですが、アレンジ&ピアノ演奏はいつもリーダー村上京子さんのダンナ様、小林洋さんが担当してます。この人、ピアノでジョークをかますんですね。このおとぅさまの出す味がなんとも言えません。さらに最終兵器。シャイニーはフルでやると5声のハーモニーになります。5番目の声はあの小林桂くん。コーラス&ドラムを担当。声の根っこの部分に共通する響きがあるのでしょうか、親子のハーモニーがおねいさん方の声に包まれて微妙に共鳴するんですね。そしてコーラスをやりながらも絶妙なスティックさばきでおとぅさまのリズムにもからんでいく、という桂くんのマルチ振り、天才とはこのことか、とのけぞってしまうのであります。
 とにかく楽しい楽しい4時間でございました。ってなんでこの記事だけ「ですます」になっちゃったんだろう、、、

Lucy

Second Lifeに棲息しつつ、いろいろと音楽を勉強中です。詳しいプロフィールはこちら http://lucytakakura.com/about-lucy

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