今さらながらアジアンカップ
土日はオジカルとラッキージョージのライブがあったので、朝からずっと外出していた。土曜日の決勝戦はかろうじて間に合ったが、優勝を見届けてすぐに寝てしまった。日曜日は朝の野外ライブを終えて午後には帰宅したが、炎天下のライブで疲労困憊、おまけに冷房風邪にかかり、発熱。頭痛がおさまったのでパソコンを開いたら、まあ、なんとトラバが倍増している。本当はひとつひとつのサイトにコメントをしなければならないところだが、ちょっと無理そうなので、ここにコメントを書くことにした。みなさん、ごめんなさい。そしてトラックバックをしてくださった方々、ありがとうございました。
まず、一応、誤解のないように一言書いておくと、ワタシは中国人のブーイングはしかたがないとか、許してやれ、という気は毛頭無い。韓国人にまでモノを投げつけるとは何事か、と思う。
しかし、そこに乗り込んでいかなければならない場合、「なんでー?」とオロオロしてばかりではいられない。多少なりともこちらに不利な、理不尽な事態が生じようとも、動じることなく実力を発揮し、また抗議すべきところはきちんと抗議する、という覚悟が必要だと思う。
その点、選手たちは立派だった。プレッシャーに負けず、本当に良く戦ったと思う。理不尽な判定があってもすぐに気持ちを切り替えるというのは言うほど簡単ではないはずだ。ワタシは、と言えば、朝電車で足を踏まれたら職場に着くまで引きずってしまう。サッカーなら前半が終わってしまう時間だ。やはり、強い、というのは心身の鍛練と、経験、とりわけ、海外での経験がモノを言うのだな、と思った。選手たちの戦い振りは、どんな理屈を述べるよりも多くのことを私たちに教えてくれたのではないかと思う。
それにしても、ここまで反響があるとは思わなかった。いつもこのサイトのアクセス数は一日あたり、20~30位だった。それが「重慶」を書いた途端、日ごとに100,200と桁違いに増えていった。先週1週間で1800件余り。ダスキンのおそうじ、UV手袋、そしてA列車にもコンスタントにアクセスはあるものの、9割は中国ブーイング関係のリンクや検索ヒットだった。自分としては、いつも見てくれている友人たちの他に数人でも関心のある人たちが見てくれれば、と思っていたのだが、、、
当初、「中国人最低」などと、わけのわからんことを中国語の掲示板に書いて回っている日本人がいるのを見て、とても情けなく思ったが、そんな人たちよりも、まずはその理由を調べてみよう、とする人がはるかに多いことを知った。また、日本人選手は淡々と自分たちの仕事をやり遂げることに集中した。脳天気かもしれないが、日本人も捨てたもんじゃないなー、と思う。ブーイング問題、それがどういうことか、中国は中国でよく考えていただくとして、こっちはこっちで成長の糧にさせていただくとしよう。