肩こり・頭痛を治そう(13)セルフケア(8) – 身体のホームポジション

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前回の記事「肩こり・頭痛を治そう(12)セルフケア(7) – 疲れない身体をいっきに手に入れる本」の続きです。

耳たぶ回し、片足立ちなど、いろいろ試してみましたが、左顎が締まった感じ、左の鼻がつまった感じがいつまで経ってもとれません。身体のねじれも相変わらずです。顎関節症、随分改善されたはずなんだけどなあ、この頑固なコリは一体なんだんだろう、、と考え続け、取りあえず「疲れない身体」をいっきに手に入れる本の著者、藤本先生の別の著書を手にとってみました。

身体論者・藤本靖の身体のホームポジション

これも前回紹介した本と内容は似ているのですが、「筋肉を緩める」というのはどういうことか、より具体的に理解し、実感できる本だと思います。

まだまだ力が入っていた!

この本を参考に、まずは顎や舌を緩める動きを試してみました。割り箸を歯と歯の間に挟んでみる、というワークがあり、実践してみたのですが、「噛みしめる」のがクセになっており、いまいち緩む気がしない、、ワタシの顎、どうなってるんだろう? えーい、自分の指でやってやれ!と半ばヤケになって指をつっこんだところ、、、わかりました!いかに「噛んで」いたか! 実際は歯と歯が触れていない状態であるにもかかわらず、噛んでいるのと同じぐらい顎に力が入っていたのです。

ヴォイストレーニングのときに、「口を開けて、力を抜いてくだい、はい、アクビの要領で」というエクササイズをよくやるのですが、ワタシはこれがうまく行ったことがありませんでした。

口を大きく開けてください、と言われると、前歯を一生懸命拡げようとするあまり、首の後ろを縮めていたんですね。しかも思いっきり力を込めて。まあ、蝶つがいみたいな感じです。

前明き

でも、これでは下顎の力は抜けず、それどころが、口を開けることによって顎、首、顔面全体とあらゆる筋肉を緊張させていたのです。藤本先生の本を読み、自分の指で口の中の状態を確かめつつ、まず下顎をゆるめつつ下に下げ、上顎も上方向に動かしつつ緩めてみました。イメージとしてはこんな感じです。

後ろ開き

上の図の蝶つがいスタイルだと、口を開けると目を細めることになりますが、この図だと、目が開きます。目の下の筋肉も緩むからです。

このことがわかってから、さとう式リンパケアのエクササイズの効果も格段に上がりました。それまで、思いっきり力を入れている状態のままエクササイズをやっていたのですから、緩まない部分があったのは当たり前だったんですねー(^_^;

その後、本を読み進むにつれ、「あー、ここにも力が入ってたんだー」というところが次々と出てきました。脇の下とか、お尻とか、よくまーこれだけあらゆるところに力を入れながら生きてきたもんだ、と自分で感心してしまったほどです。

筋膜を意識してみる

さらに参考になったのは、第八章の「筋膜編」です。これを読むまで、「筋膜」というものがあることすら知らなかったのですが、これは筋肉を丸ごと包んでいるテントみたいなものなんですねー。で、これが筋肉の緊張や姿勢の悪さでねじれちゃったりする、と。筋肉を包んでいる筋膜がねじれていれば、当然筋肉も凝るし、ねじれているものを引っ張っても症状は悪化するばかり、さとう式リンパケアの先生方がおっしゃる「ぞうきん絞り状態」っていうのはこのことかー、と納得した次第です。筋膜のねじれは、シーツのシワやねじれを直すのと同じ要領で、要所要所をつまんで揺らし、ふんわりさせて着地させる、、、これが一番だ、ということもわかりました。「肩こり」「頭痛」というキーワードから「身体のホームポジション」というタイトルの本にはなかなか行き着かないと思いますが、是非とも参考にしていただきたい本だと思います。この本を読み、実際に自分の身体の状態を確認してから「さとう式リンパケア」を実践すると、効果がグッと上がるのではないでしょうか。

この本を読むことにより、筋肉を筋膜とともに緩める感覚を習得することができたのは、ワタシにとって大きな財産となりました。今では、身体のどこかが凝ったり痛みはじめたらすぐに手をあてて、その筋肉の状態を感じ取るだけで、緩めることができるようになっています。なお、補足として、後頭部や首の筋肉の緊張については、こちらも参考になりました。「5数える」時に、「緩める」ようにすると、効果的だと思います。

「首」の555体操 ~副交感神経アップで健康になれる!~

また、慣れてくると、手を当てなくても、そこに意識を持っていくだけで緩めることができるようになってきます。

藤本先生は、ロルフィングからのアプローチで筋肉を緩める方法を提示されてますが、カウンターストレインやさとう式リンパケアなど(もっとあるかもしれません)いろいろな方法があるようです。「筋肉を緩める、自己管理ができる」というアプローチであれば、いろいろ試してみて、自分が「これだ」と思うものを習慣にするのがいいかもしれませんね。

さて、次回は最終的に「これだ」と思ったものをご紹介いたします。

 

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Lucy

Second Lifeに棲息しつつ、いろいろと音楽を勉強中です。詳しいプロフィールはこちら http://lucytakakura.com/about-lucy

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