肩こり・頭痛を治そう(14)セルフケア(9) – さとう式リンパケア耳たぶ回し(3)

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さて、前回の記事「肩こり・頭痛を治そう(13)セルフケア(8) – 身体のホームポジション」で予告した「最終的に「これだ」と思ったもの」をご紹介します。

肩こり解消10秒リンパケア (TJMOOK)

現在、この本の「肩こり解消10秒リンパケア」のメニューを毎朝一通りやっています。全部丁寧にやると30分ぐらいです。また、仕事中はトイレに行くたびに耳たぶ回しと肩ブラブラをやり、仕事で無意識に緊張してしまった筋肉をゆるめています。

コツは、前回の記事でご紹介した「筋膜」を意識し、緊張している部分を認識してそこをゆるめることに集中することです。

毎日やっているといろいろなところが緩んできますが、なかなか全部いっぺんというわけにはいきません。というのも、自分で自分の筋肉が緊張しているという事実が認識できていないところがけっこうあるからです。前に「一発で治る動き」を選ぶべきだ、という趣旨のことを書いており、「それじゃ、一発じゃないじゃん」と思う方もいるかもしれませんが、さすがに自分でわかっていないところはひとりでに治る、というわけにはいきませんでした。

緊張したところをゆるめる→他にも緊張しているところがあることを発見→そこを中心にゆるめる

この繰り返しになります。発見さえすれば、やはり文字通り一発なんですが。

ワタシの場合、ずっと違和感を感じていた身体のねじれや、左顎のしまりは、左の横の首筋に力が入っていたことが原因だった、というのが最近になってわかりました。

わかってしまえば、首がゆるむ身体のポジションを確認し、耳たぶ回しなどで十分にゆるめるだけです。最初はすぐに元に戻ってしまいますが、根気よく何回も続けていれば、段々元に戻らなくなってきます。

首の筋肉をゆるめることによって、脇腹や臀部の筋膜がぬるっと動き、身体のねじれが調整されることもわかりました。やはり、部分ではなく、身体の全体にわたって調整が必要なんですねえ。そして、それには筋膜が自由に動くこと、ねじれて固まっていないことが必要だったのです。

身体のホームポジション肩こり解消10秒リンパケア、この二つの本のおかげで、すっかり悩み解消。

また、さとう先生が紹介されていたこの本

「筋肉」よりも「骨」を使え! (ディスカヴァー携書)

を参考に、手の親指と小指をつけて、手のひらをすぼめるようにしながら耳たぶ回しをするようにしたら、より効果的にゆるめることができるようになりました。

さらに、肩こり解消10秒リンパケアのタオルを下半身にあてながら行う運動の際に、さかえみきこ先生のブログで紹介されているO脚 X脚。「ひざ下美脚 セルフケア」☆も併せて実践すると、より効果的なことも発見しました。脚が軽くなると、身体全体も軽やかになり、気持ちも明るくなります。

筋肉をゆるめるための長い旅もおかげさまで終盤に入りました。これでだいじょうぶ、仕事が多少忙しくても、もう身体の不調への不安や恐怖はありません。

みきこ先生以外は、お目にかかったことはない方々ですが、これらの本の著者の先生には心より御礼申し上げたいと思います。

このシリーズも随分長くなってしまいましたので、次の最終回では重要なポイントをまとめてみたいと思います。

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Lucy

Second Lifeに棲息しつつ、いろいろと音楽を勉強中です。詳しいプロフィールはこちら http://lucytakakura.com/about-lucy

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